象徴解釈によるサビアンシンボル研究所

サビアンシンボル 牡羊座2度の意味

サビアンシンボル 牡羊座2度の意味

Aries 2:A comedian entertaining a group.
《日本語訳》仲間を楽しませている喜劇役者。

  • 発想力
  • 新しい価値の創造

サビアンシンボル 牡羊座2度の解説

「喜劇役者」という象徴

人が笑うのは、想定外の出来事に可笑しさ(=ユーモア)を感じるからと言われています。自分が思っていた事、実際に起きた事、2つの組み合わせに意外性があればあるほど可笑しさの度合いは大きくなります。

世界三大喜劇王のチャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドは、いずれも巧妙に“意外性”を作り出す才能の持ち主でした。滑稽な表情や動きで笑いを提供していた3人が、揃いも揃って皆ハンサムだったことも、意外性の一つかもしれません。

チャップリンと言えば、山高帽・チョビ髭・だぶだぶズボン・ステッキという扮装やユーモラスな動きが印象的ですが、彼の喜劇は単なるドタバタ劇とは一線を画していました。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」という彼の名言にある通り、人生の悲しみや社会風刺をユーモラスに描きました(本来、喜劇とはこういうものだったようです)。

一方、キートンは“ストーン・フェイス”と称された無表情な顔とアクロバティックな動きを組み合わせ、そのギャップが見る人の笑いを誘いました。ロイドは突拍子もない出来事に巻き込まれて大奮闘する、ごく普通の好青年“ザ・ボーイ”を演じ、現代に通じる視覚的なギャグを次々と生み出しました。

牡羊座2度の喜劇役者を象徴として考えると、そこに示されているのは、一見無関係に思える要素を組み合わせて笑いを生み出す類まれな発想力、新しい価値(=笑い)の創造です。斬新なアイデアを次々と生み出すエネルギーに満ち溢れています。

仲間を楽しませている喜劇役者

喜劇役者は「a group(仲間)」を笑わせています。自分と同じ集団に所属する喜劇役者か、あるいは一緒に仕事をしている間柄の人々かもしれません。

なぜ、観客ではなく仲間を笑わせているのか、ちょっと考えてみたいと思います。もし、この喜劇役者をチャップリンと仮定すると、彼の初舞台にまつわるエピソードを使って、牡羊座2度のシチュエーションを説明することができます。

チャップリンの初舞台は5歳。人気舞台女優だった母ハンナの声が急に出なくなり、母の代役として舞台に立ったのがきっかけでした。劇場の支配人は、チャップリンが舞台裏で母の役者仲間を楽しませていた様子を見て、急遽彼を舞台に連れ出したのです。
幼いチャップリンは物真似や歌を披露し、初舞台は大成功を収めました。特にしゃがれ声で歌う母の物真似は、観客に大ウケしたそうです。

チャップリン初舞台のエピソードは、「仲間を楽しませている喜劇役者」というシチュエーションによく似ています。厳密に言えば5歳のチャップリンはまだ喜劇役者として一人前ではありませんが、仲間を楽しませている点は同じです。

意外な要素を組み合わせて新たな価値を生み出す発想力は、固定概念や常識にとらわれない自由な思考から生まれます。牡羊座2度の喜劇役者を幼いチャップリンと考えれば、子どもという象徴が持つ自由な創造性や無限の可能性が加わり、牡羊座2度の意味を強めてくれます。

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