象徴解釈によるサビアンシンボル研究所

サビアンシンボル 蟹座3度

ヘラジカ(ムース)

サビアンシンボル蟹座3度の意味

Cancer3:A man all bundled up in for leading a shaggy deer.
《日本語訳》毛深い鹿を連れて行くことになりそうな、厚着をした男性。

  • 大いなる存在に保護された世界で生きる。
  • 大いなる存在への信仰。

サビアンシンボル蟹座3度の解説

蟹座3度に登場する“毛深い鹿”を、アメリカ大陸北部にいるヘラジカ(ムース)と考えてみましょう。ヘラジカは体長約3メートル、高さ約2メートル、体重約700kgもある大型のシカです。全身が毛で覆われ、パラボラアンテナのような大きな角を持っています。人間がヘラジカと並んだら、まるでダンプカーの隣にいるように見えるかもしれません。
さらに、サビアンシンボルでは、アイデンティティに関わる象徴としてインディアンがたびたび登場することから、蟹座3度の男をインディアンと考えてみることにします(アングルにあるサインはアイデンティティの確立と関係がある)。

北米に住むインディアンは巨大なヘラジカを仕留め、肉を食べたり毛皮で靴を作ったりしていました。彼らの生活にとって、ヘラジカをはじめトナカイやバッファローといった動物は、食料であると同時に生活物資を得る大切な存在でした。もちろん、動物を仕留めるのは男の役割です。
インディアンは、動物たちが自分たち人間のために“殺されに来てくれる”と考えていたそうです。そのため、自分たちの命を支えてくれている動物たちに対して、敬愛と感謝の念を抱いていました。彼らは、人間も動物も目に見えない大いなる存在の元で共に生かされている、という宗教観を持っていたからです。

蟹座3度に登場する男は、ほどなくして鹿を仕留めることになるでしょう。このことは既に(大いなる存在によって)約束されたことだからです。サビアンシンボルにおいて “男”は現実の世界で生きる人間を象徴しています。この男は大いなる存在に守られた世界の中で生き、家族や仲間を守るために行動する人間の姿を表しているといます。

3度が表しているのはサインの世界観。蟹座サインの場合、自分たちを超越した大いなる存在によって保護された世界を理想としています。これは、他のサインが惑星や準惑星を守護星としているのに対し、蟹座サインが地球の衛星である月を守護星としていることと、無縁ではないのかもしれません。

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