象徴解釈によるサビアンシンボル研究所

サビアンシンボル 蟹座4度の意味と解説

猫

サビアンシンボル蟹座4度の意味

Cancer 4:A cat arguing with a mouse.
《日本語訳》ねずみと議論する猫。

  • 異なる種族との不調和。
  • 異物排除。

サビアンシンボル蟹座4度の解説

蟹座4度で猫とねずみが議論している様子は、グリム童話 『猫とねずみとお友だち』を彷彿とさせます。

簡単にあらすじを書きます。
猫とねずみが一緒に暮らすことになりました。2匹は食料として脂肪を一壺買い、教会の祭壇の下に保管していたのですが、猫は脂肪をすっかり食べてしまいます。
そして、ねずみが食料の少ない冬になってから猫と一緒に脂肪の壺がある場所へ行くと、そこには空っぽになった壺があるだけでした。だまされたことに気づいたねずみと猫は口論になります。
しかし、最後にねずみは猫にペロリと食べられてしまいました。

どうでしょうか?
このお話の教訓が何であるのか、いろいろな考え方があるかと思いますが、個人的には“異物排除”と考えます。

猫は自分とは違う種族であるねずみと友達になり、一緒に生活しますが、最後は相容れない部分があって相手の存在を破壊してしまいます。これは5度の[An automobile wrecked by a train.|列車に破壊された自動車]にも通じます。
異なる種族とは最終的に相容れない部分がある。
それが蟹座の性質の根幹に横たわっているといえるでしょう。

4度はそのサインの根幹を成しているような、安定した性質を表します。4という数は安定という意味がありますが、それは停止、つまり動きがない、変化がない、成長しないということでもあります。

蟹座サインはエスニック・アイデンティティと関わりがあり、“自分”がどこのグループに属しているかは非常に大切です。このグループは、自分を自分たらしめている根幹的な要素であり、自分の存在と直接紐づいています。自分の居場所、自分の拠り所です。パーソナルな要素と密接に結びついており、変えることができない要素でもあります。
家庭、住んでいる場所、生まれた国、信仰している宗教・宗派などが含まれる場合もあります。或いは、人によっては自分が仕事をしている業界も含まれるかもしれません。

蟹座サインの性質が発揮されると、防御という名の攻撃を仕掛けることになるでしょう。活動サインですから、蟹座1度でご説明したように、自分たちの存在や居場所が脅かされると、積極的に領土拡大をするような積極性があります。防御とはいっても、剣を受け止める盾のような戦い方ではありません。猫とねずみのお話でいうと、猫の方に相当します。

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