象徴解釈によるサビアンシンボル研究所

サビアンシンボルは太陽の通り道

太陽系

サビアンシンボルは太陽の通り道

サビアンシンボルの意味を考えることはとても楽しいものですが、サビアンシンボルを実践で使うことはなかなか難しい……と感じる方が多いと思います。私は「サビアンシンボルで1年のテーマを考える」記事で書いたように、ソーラーアークの太陽を見るときに、サビアンシンボルを使っています。これは「度数」の意味を厳密に使いたいという理由からです。
サビアンシンボルの1度ごとの意味は本当に深く、捉える角度によって別の意味も見えてきます。さまざまな度数の意味を知るにつれ、数日どころか数カ月かかってもその度数が持つ意味を体験することは難しいだろうと、考えるようになりました。

地球を含む太陽系の惑星は太陽から生まれた

以前、BBCが制作したドキュメンタリー番組『宇宙の秘密』を観ました。
星の誕生について解説した番組です。
この番組の中で「地球を含む太陽系の惑星は太陽から生まれた」という説明がありましたので、少しご紹介しましょう。

「地球を含む太陽系の惑星は太陽から生まれた」。
これはどういうことかというと、まず恒星である太陽が誕生し、太陽が誕生した際に残った塵やガスが円盤状になって太陽の周囲を回り、その塵やガスの中から地球をはじめとする惑星が誕生したということです。
太陽系の惑星が太陽の周りを回っているのは、太陽の周りを回っていた同じ円盤状の塵やガスから惑星が誕生したから。
そのため、惑星となってからも母体である太陽の周りを回り続けているそうです。
私たちが占星術で使っている天体は、土星だろうが天王星だろうが、全て「太陽の子ども」といえるのですね。

太陽の内部では、自身を潰そうとする重力、自身を吹き飛ばそうとする核融合、この二つのエネルギーがぶつかり合い、激しく燃えながら成長しています。同時に、宇宙のどこかへ向かって非常に速いスピードで移動を続けています。
そう、太陽をはじめとする天体は、特定の場所に留まっているわけではないのです。

サビアンシンボルと太陽の組み合わせにこだわる理由

私がサビアンシンボルを使用する際、出生図の各天体の度数にあてはめないのは、天体の意味を特定の場所に固定したくないからです。もちろん、出生図で魚座に太陽がある人は魚座サインの性質や傾向を持つことになるでしょう。
しかし、その人の太陽が魚座10度にあるとして、さまざまな経験を積み人間的に成長したとしても、その人の太陽は生涯魚座10度の意味に縛られるということでしょうか?

太陽を1年1度法で動かすことによって太陽の位置が変わります。この移動させた太陽の度数をサビアンシンボルにあてはめると、面白いほど符号することが多く、自分自身の生き方を調整する際に使えることが分かりました。
つまり、サビアンシンボルを使う際、魚座10度に太陽がある人は「魚座10度を出発点として人生の旅を始める」と考えた方が、具体的に使えそうだということです。

トランジットの太陽は1年かけてホロスコープを1周します。サビアンシンボル360個分です。そう考えると、サビアンシンボルはまず“太陽の通り道”ということができるのではないでしょうか。

もちろん、他の天体もサイクルは違いますが、ホロスコープを1周しますし、1年に1度動かすこともできます。しかし、それらの天体も全て太陽から生まれたことを考えると、まずは太陽の動きが大切なのでは……と考えたくなります。
その上で、他の天体を動かしてみて、太陽が目指す方向に対して他の天体がどのような役割を果たすのか、考えることができればいいなと思います。

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