象徴解釈によるサビアンシンボル研究所

サビアンシンボル 牡牛座6度の意味と解説

峡谷を横断する橋

サビアンシンボル牡牛座6度の意味

Taurus 6:A bridge being built across a gorge.
《日本語訳》峡谷を横断する建設中の橋。

  • 異なる価値観と出会う。
  • 異なる価値観を持つ他者の存在に気づく。

サビアンシンボル牡牛座6度の解説

牡牛座6度には峡谷が登場します。
峡谷は幅の狭い河川の両側に険しい断崖が切り立っている深い谷のことです。崖が長い年月をかけて河川の侵食作用や風化作用を受けてできた地形をさします。

北米大陸には大規模な峡谷がいくつか存在しており、それらの峡谷はインディアンと深いつながりを持っています。チャコ峡谷のプエブロ・ボニート、メサ・ヴェルデにあるクリフパレス(断崖宮殿)、ナバホ族の聖地モニュメント・バレーなどです。
サビアンシンボルにはインディアンやインディアンと関係のある象徴が数多く登場し、それらはアイデンティティと密接に結びついています。
ここでは、牡牛座6度に登場する峡谷を、インディアンが住んでいた場所として解釈してみましょう。

峡谷は険しい断崖絶壁に囲まれており、外敵から身を護る格好の砦となります。牡牛座3度に見られたように、牡牛座は自分の価値観で世界を創り上げる性質を持つサインであることから、象徴としての峡谷は、「強固な価値観で創造された世界」と解釈することができそうです。
しかし、「強固な価値観で創造された世界」は別の見方をすれば、自分の価値観だけで構成された世界であり、頑固さや他の価値観を受け入れない排他性にもつながります。

「6」は外界との交流を表す数です。
サビアンシンボルにおいて、6度は外界との関わり方を表します。牡牛座6度では強固な価値観で創造された世界を表す「峡谷」に外界との接点を象徴する「橋」が建設されており、これは自分の価値観と他者の価値観の交流がはじまることを意味しています。
ただし、「being built=建設中」であるため、完全に他者の価値観を受け入れたわけではありません。牡牛座は固定宮に属するサインであり、頑固な性質を持っています。自分のアイデンティティを支える価値観をそう簡単には変えることができないでしょう。

タオス・プエブロの居住地には「リオ・グランデ・ゴージ・ブリッジ」という橋があります。メキシコとの国境沿いにあるこの橋は、ゴージ(gorge=峡谷)という言葉から分かるように、深い谷を流れるリオ・グランデ川の上にかかっています。
牡牛座6度に登場する峡谷や橋は、リオ・グランデとイコールではありませんが、象徴として考えた場合、何かしらヒントを与えてくれるかもしれません。

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