象徴解釈によるサビアンシンボル研究所

サビアンシンボルから見る乙女座サインの恒常性

メトロノーム

乙女座は健康や労働と関わるサインです。
これは、自分自身の存在を安定させたいという潜在的希求につながっています。

安定とは何でしょうか?
まず思い浮かぶのは、住む場所や仕事があること。
生活が安定することで、趣味を楽しんだり、恋愛を楽しんだり、将来のために勉強することができるでしょう。
でも、しょっちゅう病気になるとか、いつもどこかしら体の調子が悪いという状態では、住む場所や仕事があっても安定した生活を送ることが難しいのではないでしょうか。
また、体と同様に、悩み事があると心が不安定になってしまいますよね。

自分自身を安定させるためには、まず健康な心身でいることが大前提なのでしょう。健康な心身だからこそ労働することができますし、労働で得た収入によって生活することができます。

旧ブログの記事で、乙女座が「リズム」と関係があり、そのリズムは「秩序」であることを書きました。

人間の体には「恒常性(ホメオシタス)」という機能が備わっています。これは、体が本来あるべき健康な状態に戻ろうとする体の働きのことです。
人間の体はさまざまな仕組みが絶妙なバランスをとりながら、きまったサイクルで動いています。一種の秩序が人間の体に備わっているといえるでしょう。
例えば、食べ物を摂取すると血糖値が上がり、血糖値が上がるとインシュリンが分泌されて血糖値を下げる……これも恒常性の一つです。
また、ある体重だった人がダイエットで一時的に痩せても、体は元の体重に戻ろうとします。しかし、減った体重を維持する生活を心がけると、今度は減った体重がその人の恒常的な体重となることから、恒常性には柔軟性があることもわかります。

乙女座サインは柔軟宮です。
人間の体に備わった恒常性には柔軟性も備わっていることを考えると、乙女座が柔軟宮であることが、とても興味深く感じます。
乙女座の神経的な働きが強すぎると、交感神経が働き過ぎて自律神経のバランスが崩れてしまうことは別の記事で書きました。だから、乙女座13度「A powerful statesman overcomes a state of political hysteria.」に表れているように、強い力が働いてヒステリー状態を収めようとします。
13度はこれまでのやり方を見直す度数です。

乙女座のサビアンシンボルを眺めてみると、自分自身を安定させるために「新たな自分の能力を発見しようとする」動きが見られます。これは、乙女や14度「A family tree.(家系図)」に表れているように、自分自身の根幹、自分自身の潜在的要素に深く関わっています。
乙女座14度に「家系図」が表れているからといって、乙女座14度が、自分の祖先や血統に自分のルーツを見出すという意味ではありません。
「家系図」はあくまでも「自分自身の根幹を表す」という象徴に過ぎないからです。

乙女座サインのサビアンシンボルの後半度数では、自分自身の存在を健全に維持するために、新たな能力を発見しようと格闘する場面が展開されるわけですが、最終的に得られるのはいったい何でしょうか。

上の方で、ダイエット後の体重を維持することができれば、恒常性機能が働き、体はその体重を維持しようと働くことを説明しました。以前の体重ではなく、現在の体重がその人にとって恒常的な体重になったということです。
同様に、自分自身を書き換えようとする動きは、乙女座のサビアンシンボルの終わりの度数で加速します。

しかし、本当の意味で自分を変えるには、境界を越える必要があります。
それが7番目のサインである天秤座から始まります。

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